ニキビについて|柏ファミリー皮膚科|柏駅の皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科

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医療コラム

ニキビについて|柏ファミリー皮膚科|柏駅の皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科

ニキビについて

皆さんこんにちは。夏休みも終わり、慌ただしい日常が戻り、体調崩したりしていませんか?

さて今回は、男女問わず悩まれている方も多い、にきびについてお話します。

 

にきびとは?

にきびとは、皮脂が毛穴の中にたまることから始まる皮膚の炎症です。

顔だけではなく、背中や胸にできることもあります。

 

原因は?

ニキビの原因はさまざまですが、大きな要因は次の3つです。

・毛穴の閉塞

・皮脂の過剰な分泌

・ニキビの元となる菌の増殖

 

肌は、角質がはがれ新しい皮膚に生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、皮脂が詰まってしまいます。そうすると、皮脂を栄養源にしているアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。それがにきびです。皮脂が過剰に分泌しすぎると、毛穴を塞いでしまいます。特に思春期に増加するホルモンによって皮脂の分泌を高める性質があるため、若いと小学生の頃からニキビに悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

 

体にできるニキビとは?

背中や首、肩、デコルテ、胸など、体にできるにきびは、顔のにきびと原因菌が異なることがあります。細菌だけでなくカビが原因のこともあり、治療薬が異なります。

ニキビは生活習慣や体の洗い方によっても治り方に違いがありますので、ぜひ一度診察にいらしてください。当院では対策方法もお伝えしています。

 

治療方法は?

塗り薬や飲み薬が一般的です。赤ニキビになってしまうと跡が残りやすいため、その前段階の毛穴のつまりから、治療をすることが推奨されています。毛穴のつまりを改善する塗り薬は、角層をはがす作用があるため、副作用として乾燥や皮むけ、ひりつきが出ることがあります。保湿をしっかりして、薬を使用します。抗菌薬は主に赤いニキビや大きく腫れて押すと痛いニキビに使います。また漢方薬でいわゆる体質を改善していく方法もあります。いずれにせよ、にきびはすぐに改善するものではないので、根気強く塗り薬を続けていくことが重要です。

また、自由診療になりますが、当院では洗顔石鹸やピーリング、重度のにきびの場合は飲み薬もあります(定期採血必要)。

ニキビのせいで日常生活に支障をきたすなどお悩みの方は多くいらっしゃると思います。皮膚の状態に合わせて治療方法が異なりますので、ぜひ一度受診をお勧めします。スタッフ一同お待ちしております。

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