蜂窩織炎について
- 2026年4月1日
- お知らせ
みなさんこんにちは。
少しずつ暖かくなってきて春を感じる季節になりましたね。
今回は「蜂窩織炎」についてお話します。
蜂窩織炎とは?
蜂窩織炎とは何らかの原因で皮膚やその下の組織に細菌が感染して急激に炎症を起こす皮膚疾患です。皮膚にできた小さい傷や虫刺され、湿疹の掻き壊しなどから細菌が侵入することで発症します。身体のどの部分にも発症する可能性がありますが、特に足に多くみられます。主な症状は患部の皮膚に現れる広範囲に広がる境界不明瞭な強い赤み、熱感、腫れ、そして痛みです。
これらの症状は急速に広がり、数時間から数日のうちに悪化することがあります。
また、発熱、悪寒、倦怠感、リンパ節の腫れや痛みといった全身症状を伴うこともあります。蜂窩織炎は自然に治ることはほとんどなく、放置すると細菌が血液を介して全身に広がり、菌血症や敗血症といった命に関わる重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
再発を繰り返すことも多いため、重篤な合併症のリスクを減らすためにも症状に気づいたらすぐに診断を受け、適切な治療をすることで症状の悪化を防いでいくことが重要です。
治療法は?
抗菌薬による薬物療法を飲み薬または点滴で行います。通常の薬剤投与期間は1週間~2週間程度ですが、炎症の程度、原因菌、患者様の免疫力などによって異なります。
軽度の蜂窩織炎は飲み薬で通院治療しますが、重症の方は点滴治療が必要になります。
蜂窩織炎になったら患部を安静にし、清潔に保つこと、熱感が強い場合は氷などで冷やしたり、足に感染した場合は患部を高く保つことが大切です。
気になる症状がありましたら、お気軽に診察時にご相談ください。