イソトレチノイン・ハイドロキノン|柏ファミリー皮膚科|柏駅の皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科

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医療コラム

イソトレチノイン・ハイドロキノン|柏ファミリー皮膚科|柏駅の皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科

イソトレチノイン・ハイドロキノン

みなさんこんにちは。10月に入り、涼しい日も増えてきて過ごしやすい時期になりました。残暑も続いていたため、急な体調の変化にはお気をつけくださいね。

さて今月は主に加齢性変化による「しみ」に適応のあるトレチノインとハイドロキノンについてお話します。

 

トレチノインとは?

ビタミンAの一種で「しみ」や「しわ」などのお肌のトラブルを改善する働きがあります。肌のターンオーバーを促し、表皮にたまったメラニンの排出や皮膚の色調を整える働きがあります。また、真皮のコラーゲン繊維をつくる細胞を活性化することによってお肌の弾力を高め、ふっくらとハリのあるお肌へと導きます。

 

ハイドロキノンとは?

もともと天然にも存在する成分でイチゴやコーヒー、紅茶、麦茶などにも含まれているものです。ハイドロキノンの美白効果は世界中で注目されていて、米国などでは20年以上前から美白剤として使用されています。また、ハイドロキノンはしみの原因となるメラニン色素を生成するメラノサイトの働きを抑制することで、しみを予防したり、目立ちにくくする効果があります。

 

トレチノイン・ハイドロキノン併用療法

しみの治療としてトレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐことが効果的です。トレチノインやハイドロキノン単体でももちろん効果はありますが、併用することでより効果が高まります。

 

トレチノインやハイドロキノンが有効なしみとは?

〇老人性色素斑:30歳代以降に出現してくる、比較的濃い茶色の輪郭がはっきりしたしみ。最もよく見られる一般的なしみです。

〇炎症性色素沈着:傷や火傷などの炎症のあとにできるしみ。

〇肝斑:3040代から主にホルモンバランスの乱れや紫外線によって現れるしみの1種。

 

当院ではトレチノイン、ハイドロキノンどちらも取り扱いしておりますので、ご興味ある方はぜひお気軽にご相談ください。まずはしっかりと医師が診察、診断をさせていただき、症状にあった治療をご提供いたします。

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