多汗症について
- 2025年10月1日
- お知らせ
みなさんこんにちは。
少しずつ涼しい季節になり、過ごしやすくなりましたね。
今回は「多汗症」についてお話します。
多汗症とは?
多汗症とは、体温調整に必要な量以上の汗をかいてしまい、日常生活に影響がでてしまうものをいいます。
多汗症には全身に多量の汗をかく「全身性多汗症」と手の平や足の裏、脇など局所的に汗をかく「局所性多汗症」があります。
主な原因とは?
多汗症の原因は疾患や薬の副作用が影響している「続発性」と明らかな原因のない「原発性」とに分類されます。続発性の全身性多汗症の場合は甲状腺機能亢進症や糖尿病、局所性多汗症の場合は精神的な緊張や末梢神経の損傷などがあげられます。
一方で全身性多汗症と局所性多汗症ともに原因が不明の場合もあります。これを「原発性多汗症」といい比較的若い世代の方が発症しやすいといわれています。
治療法とは?
治療法には外用薬、内服薬、注射、手術などがありますが、副作用や合併症のリスク、費用については保険適応のもの、自費のものがあり、原因や症状のレベルによって対策が異なります。疾患が原因の場合は原因にアプローチする根本的な治療をしなければなりません。
当院では原発性多汗症の方に対して外用薬、内服薬、自費の塗り薬(D-series)を取り扱っています。
気になる方は診察時にお気軽にご相談ください。