火傷(やけど)について
- 2023年12月1日
- お知らせ
皆さんこんにちは。最近は寒くなり、朝布団から出るのも億劫な季節になりましたね。さて今回は、寒い冬に患者さんが増える火傷(やけど)についてお話します。
火傷(やけど)とは
火傷とは、熱によって皮膚や粘膜に障害が生じることです。非常に高温のものであれば短時間の接触でも火傷になる一方で、44℃~50℃程度の低温のものでも長時間接触していると火傷になり、これを低温熱傷と呼んでいます。特に冬場は、就寝中に湯たんぽや電気毛布が長時間皮膚にあたることで低温火傷になってしまう方が多くいらっしゃいます。
症状は?
火傷の深さによって症状は変わりますが、赤みや水ぶくれ、ヒリヒリした痛みを伴うことがあります。火傷が深い場合、痛みの感覚がなく、跡に残ってしまう場合もあります。
火傷した場合はどうすればいいの?
火傷した際は直ちに流水で患部を冷やすことが大切です。冷やすことによりやけどが深くなるのを防ぎ、痛みを和らげることができます。火傷した部分からばい菌が侵入し、感染をおこすこともありますので、正しい処置が必要です。
火傷は、日にちの経過とともに皮膚状態が変化していきますので、早めの受診をお勧めします。
当院は12月30日から1月3日まで冬季休暇となりますので、ご来院の際はご注意下さい。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。